SLG紹介 - 五行相剋 その2


歴史SLG「五行相剋」その2


引き続き、五行相剋についての紹介を行います。
前回はゲームの根幹であった人間関係/派閥を紹介しましたが、今回はそれ以外の基本的な部分について紹介します。

■国策フェイズ
国策フェイズとは、国家運営を行う場所です。
ここでは、都市を開発したり、軍団を編成したり、外交を行ったりすることができます。
国策フェイズでは、選べコマンドの回数が決っており、無制限に命令を行うことができるわけではありません。
従って、前回でも紹介したとおり、プレイヤーが提示した案件が諮問会議で否決された場合、行動が一回分、まるまる無駄になってしまうのです。
これは他国に遅れをとることを意味しますので、案件を提示する場合は気をつけなければなりません。

では、ここで具体的に行える行動を見てみましょう。

 ▽内政 指定した都市の開発や治安維持を行います。
 ▽軍政 軍団の編成や移動、徴兵などに関わる行動を行います。
 ▽人事 登用や追放、恩賞や叱責、あるいは任命なを行います。
 ▽外交 同盟や停戦、など対外政策を行います。
 ▽軍事 宣戦布告、略奪など軍隊を用いた軍事行動を実行します。
 ▽諮問 会議を開き家臣達に国策が無いかを聞きます。

一つ一つの行動はさらに細分化されており、最初は把握できないかもしれません。
例えば、▽人事コマンドには、さらに「登用」「抜擢」「追放」「褒賞」「叱責」「報侯」「罷免」「転封」「派遣」「召還」「解体」「退位」「禅譲」などのコマンドがあります。
豊富なコマンドは、それだけやれることが多く、自由度が高いとも言えますが、逆にいいますと…
ぶっちゃけ、わけが分からなくなる場合もありますし、
そもそも指示をするのが面倒になる場合もあります。


五行相剋内政


そんな時に便利なのが家臣達を集めて会議をする諮問コマンドです。
優秀な家臣に、国策案件を任せて、自分は気に入った部下と酒宴しまくり、無意味に造営して豪華な宮殿を建てるなど、バカ殿、劉禅プレイが可能になっています。
しかし、その結果、わけのわからない部下が政治力をもち、強大な発言力をたてに国政を壟断する。などという事態も発生します。

■軍事フェイズ
戦争になった場合、行えるのが軍事フェイズです。
どことも戦争にならない場合は表示されないのが特徴です。
ここでは国策フェイズの軍政で編成した軍団の行動を指定できます。

可能なコマンドは、軍団の陣形変更、移動、駐留、目標指定などです。
軍事フェイズでは行動回数がきまっており、一回行動するたびに軍団は決められた距離を移動します。
(駐留などで行軍をやめた場合は、もちろん動きません)

五行相剋移動

ここで気をつけなければならないのは軍団の「位置」です。
軍事フェイズで移動する場合には、国策フェイズで決定した都市から軍団を動かすことになります。
宣戦布告をしたはいいが、うっかり敵の都市から、遠くの場所に軍団を配置してしまったら、そこから移動しなければならず、物凄い時間の浪費となります。

宣戦布告をするさい。また、敵が攻撃をしかけるタイミングを見計らい、予め軍団を配置するのも戦略として大変重要なので気をつけましょう。

 ▽戦闘
軍団が敵の軍団と相対した場合、戦闘がはじまります。
戦闘には大きく、全軍視点と、個別視点があります。
全軍視点では、右翼、中央、左翼の状況を見ることができます。
個別視点では、実際に戦闘が行われ、右翼、中央、左翼ごとにそれぞれ戦闘が開始されます。

戦闘のさいには、単に攻撃を行うものから、牽制、迂回、停止など時間稼ぎを目的としたトリッキーな行動をとることができます。

五行相剋戦闘


※ちなみに、このゲームには都市常駐守備隊という概念が無いので、予め防衛軍団をおいておかないと、都市を攻撃された場合、そのまま無傷で占領されてしまいます。
自軍、あるいは同盟軍の防衛軍団が存在した場合、城攻戦フェイズが発生します。

■外交交渉
最後になりましたが、外交交渉について説明します。
外交交渉は外交文章を送り、相手に、要求を突きつける形になります。
そして要求を突きつけられた方は、この条件を呑むか、呑まないかを、国策フェイズと同じように諮問会議の多数決で決定します。

この時に気をつけなければならいのが、国策フェイズで、あまりにも発言力を使いすぎると、肝心の外交要求のさいに、何も発言できなくなるという状況に陥ることがあるということです。
通常、外交文章は、国策フェイズで決定してから、相手の国に送ります。つまり、必ず国策フェイズの後に、外交文章の受け渡しを行うことになるのです。


国の運営も大事ですが、他国とのやりとりも大変重要です。
自分は和平を行いたいのに、何も発言できないばかりに、交戦派の武将達が相手の和平案を蹴り、徹底抗戦を叫ぶ場合もありますし、逆に相手の無茶な要求に、和平派が連携して勝手に同意して、大幅な譲歩を行わなければならない場合も、ありえるのです。

だからといって、いつ来るか分からない外交文章のために、発言力を残していても仕方はありません。この辺りのバランスを考え、いかに発言力を残すか、頭を巡らせるのも重要なポイントとなってきます。

パパ画像1「さて、二回にわたって紹介した五行相剋は、どうじゃったろうか?このゲームは国家戦略に人間関係という複雑な要素を巧みに取りいれ、稀有なゲームということが理解できたと思う。さらに言うと、情報量も多く、例えば民族構成など面白い要素もあるが、そこまでやっていまうと、とても終らんので、今回はここまでで終わりとさせてもらうのじゃ。」


さいこ画像「最後の外交文章の項目にまでいくと、もう、人間関係そのものが国家運営の根幹となっているのに気がつくよね。なんつーか、自分に逆らうヤツは皆殺しにしてやりたいよ!


パパ画像1「HAHAHA、どこぞのロシア皇帝や元諜報部の首相じゃないんだから、そういう不穏な発言は止めなさい。」


さいこ画像「しかし、このゲームの凄いところは人間関係っつーめんどくさいものを、よくも、まぁ具体化できたねーって所だよねー」


パパ画像1「うむ、人間関係を戦略シミュレーションに取り入れることは、かの光栄でもやっておったが、上手くいかなんだ。三国志シリーズでは結局、忠誠以外にさほど反映されんかったし、派閥を取り入れた太閤立志伝3も評価はさんざんじゃった。」


さいこ画像「太閤立志伝3は、ぶっちゃけ超マゾゲーだよ!辛いし、面倒だし、イライラするし!忍耐と根性にも限りがあるよ!」

パパ画像1「まぁ太閤立志伝3の場合は、あくまでも個人視点での派閥形成が主じゃったから、ああいう風になったともいえるがのぉ。なんといっても人間関係をよくしようとすれば、精力的に話しかけ、相手の気に入るプレゼントをし、相手の心をつかまぬばならん…そういったウラ作業をゲームでリアルにやってしまうと、辛くて厳しい作業になってしまうのじゃ。」


さいこ画像「このゲームは、その部分を簡略化したのがミソだよね。まぁ酒宴したり話しかけたりすることはできるけど、そんなに数多くやらなくていいし。」


パパ画像1「それもやりすぎると、部下に国政を壟断されるというのも面白い仕様じゃな。まだまだ開発が進んでいるようじゃし、さらなる発展にも期待じゃ。」


さいこ画像普通のゲームじゃ満足できない手遅れな人は、見てみると良いよね!まだ大丈夫、俺は健全だ!って人は、これを気に、向こうの世界にいってみよう!


パパ画像1「…それは、勧めてる言葉ぢゃないじゃろ」



▼五行相剋サポートページ
五行相剋公式サイト ゲーム本体のダウンロードもこちらで出来ます
(※サイト閉鎖のため現在はDLできません)
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この記事へのコメント

No title - sukiari - 2009年06月12日 21:05:48

確かにマゾゲーですよね^^;。最初は奇抜なシステムのSLGだな~と思ってプレイしたんですが序盤は通る施策がある程度部下の政治力が大きくなると全く通らない。劉備でやってカンウが敵派閥になっていたのには笑いましたが。
軍団4つだけというのも少ない!嫌でも同盟を組まないと四方八方から攻撃食らいますし肝心の同盟施策を会議で邪魔されて敵わずとなると有能な外敵より無能の味方を恨みたい銀英伝の英雄さんの気持ちになりますね^^。

No title - kapukul - 2009年06月13日 07:08:21

15分で挫折した、ヘタレなkapukulです。orz
アイデアは良さそうなゲームですが、いかんせん、コマンドが多すぎて、ヘタレな私は、クラクラしてしまいました。(笑)そのうち気を取り直して再チャレンジしてみるかもしれません。
しかし、対話形式のレビューというのはいいですね。と思いつつ、私は1人称形式を崩しません。(笑)触発されて、ちょっと更新してみました。

No title - zanon(じゃばら) - 2009年06月17日 14:38:31

>>sukiari
いや、縛りがすごいですよね。この縛りに惚れました。
私、マゾですから(マテ

実をいうと最初にこのゲームを見たときの思ったのは、
銀英伝をこのゲームでつくれないかなぁ。でした。
そのままキャラクターを変えれば、あの世界を表現できますよね。

あと第二次世界大戦シナリオとか、提督の決断2で見た悪夢の会議システムを表現できるとか。
(陸軍派閥が無茶抵抗するとか。。。いや主人公が東条英機なら、邪魔をするのは海軍閥か(笑)

>>kapukul
実は私もあまりにもコマンドが多すぎて最初挫折しましたw
コンセプトは面白いんですが、インターフェイスがとっつきにくいんですよね。
面白いので、是非、再チャレンジしてください!

対話形式はもう私の標準装備になっているので、kapukulさんの一人称形式と同じです(お
実は一人称形式でやったら、個人的にあんまり面白さを感じなかったので急遽くっつけたのは秘密

No title - - 2011年09月30日 03:57:53

このゲーム、やってみようと思ったんですけど
ダウンロードのページが消えちゃってますね・・・

No title - zabara - 2011年10月06日 22:47:03

うーん。
もうダウンロードできないみたいです><
いいゲームだけに残念。。。

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