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小説 - 綾辻 行人著 「殺人鬼」「殺人鬼Ⅱ」


小説 -  「殺人鬼」「殺人鬼Ⅱ」




地獄へようこそ。
このブログは悪意や憎悪など、人間の闇の部分を焦点をあてた内容となっています。
良識的な方や、愛だの友情だの唱える方は見ないほうが無難です。
…ここまで読んでなお、続きを見たいという方に紹介するのは、そのものずばり「殺人鬼」です。

■タイトルに偽り無し!
名は体をあらわすとは申しますが、これほど見事に体現した作品は無いでしょう。
この題名から、ほのぼの学園コメディを連載する人はまずいないわけで、まず最初から購入者を選ぶというのも、中々素敵な、そして親切な作品と言わざるおえません。

さて、この殺人鬼という小説ですが、文字通り殺人鬼が人々を襲います。
山でパーティを開いていた若者たちが、謎の大男-殺人鬼に襲われる。というのが殺人鬼1のストーリーで、続編・殺人鬼2では、1に出てきた殺人鬼がふもとの町へ降りてきて、大殺戮を行う。という内容になっています。

日本の小説や漫画と申しますものは、右も左も、大抵ワビサビを興じているものです。つまり、襲う側には襲う側の理屈…もっとありていに書きますと、「どうして彼は殺人を犯さなければならなかったのか?」という理由を説明するものです。
例えば、推理小説で出てくる殺人犯も、殺人を犯さなくてはならない理由を持ち合わせているわけで、それを知ることにより、読者はその犯人の(理解しがたいとは言え)背景を知り一応の納得を得るものです。

ですが、この作品にはそんなものは微塵もありません
ただ、顔面が崩れ、破壊衝動に身を任せた大男の殺人鬼が存在する。それだけです。
なぜなら、彼、殺人鬼を知るものは、もはやこの世に無く、誰もその正体を知る者はいないからです。

殺す、より無残に、より苦しめて。

それだけが殺人鬼の意思であり、存在理由なのです。

■ありそうで無いジャンル
あらゆる文学において、殺人をテーマにしたものは数あれど、それを虐殺、残虐という視点で捉えた作品群は多くなく、その中でも屈指の極北の位置に存在するのが、この作品です。

いわゆる、13日の金曜日から永遠と受け継がれた「殺人鬼」シリーズを真正面から捉え、それを小説にした。という意味では、ある意味において革新的であります。
図書館や本屋に足を運んでみましょう。誰かがやっているような気もするが、実は誰もやってない。ということに気がつくはずです。

それもそのはずです。殺人鬼と言うジャンルには、日本人の好きなワビサビがありません。理由も無く、ただ殺戮を犯すだけの小説なんて、情緒豊な日本人の感性にあうわけが無いのです。そんなものを書いたところで、ただの愚作といわれるのがオチです。
図書館や本屋において、ホラーという分類にあるのは、古来から続く「おどおどろしい精神的な恐怖」をうたったものであり、メリケンさんたちのように、肉体を破損させるような単純な(無粋ともいえる)恐怖はありません。そんなものはお呼びでは無いのです。

■その内容は、もう尽くしがたき
しかし、それを打ち破ったのが、かの推理小説家の綾辻 行人先生です。
「真の狂気は、正常なものにしか生み出せない」と言った俳優の方がおられましたが、まさに、この小説は、綾辻 行人先生の全能力を発揮して作られた、凄まじいスプラッター表現で満ち溢れています。

何行か引用しようと思いましたが、無理でした。

どの場面も、殺人鬼の残虐性がいかんなく発揮されており、一般公開できる範疇を大きく超えております。
ぶっちゃけ、アダルトゲームなぞを取り締まるより、綾辻 行人先生を逮捕した方が世の為になるんじゃないかと思うぐらいの凄まじい内容です。

想像して下さい。推理小説というのは、あらゆるジャンルの中でも、特に頭脳プレイを要求されます。その書き手も、相応の能力を求められるはずであり、その中でもトップクラスの超一流作家が、全能力を用いて殺戮場面を製作したら、どうなるかを!

想像できませんね!
当然です。一般人が想像できる、そんなちゃちい内容ではあるわけではありません。ナタで頭が割れたとか、両手でバラバラにしたなどという生易しいものでは無いのです


■ちょっとしたお茶目もあるよ!
さて、推理小説家の綾辻 行人先生が製作されたからには、幾つかの謎解き・・・まぁそれほど大げさなものではないのですが、謎が幾つかの場面で散らばっております。殺人鬼のあまりにも残虐的な表現に目を奪われて、探すどころでは無いとは思いますが、そういったお茶目を探すのも、中々面白いと思います。
また、よく読むと、いわゆる殺人鬼系のお約束がふんだんにあるのがわかります。
最初にエロいことをしているカップルは真っ先に襲われる。最後まで生き残るのは童貞/処女。実にこのスプラッター系がすきなのだなぁと感心することがうけあいです。

この作品は、そのあまりの残虐性、残酷性により、世間から冷たい風を…というか大ひんしゅくをかった作品です。しかし、同時にそのあまりにも高い完成度に、この作品を賛美する人もやまず、現在でも文庫版が販売されております。
ぶっちゃけ、綾辻 行人先生の最高傑作!と言っても過言では無いほどの内容なのです。

ですが、残念ながら万人にはお勧めできず。このブログにおいても、興味本位で見ないことを警告せざるおえません。ホラー映画の体性が無いとトラウマになりますよ。本当。
お手に取るときはお気をつけ下さい。

さいこ画像まず、見るな!と、言っておこうかね。」


パパ画像1「…うむ、正直。どうかと思うが、やはり、そういわざるおえんな、この作品の場合。」


さいこ画像「残虐的な作品だと、ひぐらしの鳴く頃に、とか、スクールディズなんてのもあるけど、残虐の程度がまるで違うよ!正直、この作者の人は、悪魔にでも取り付かれたんじゃないと思うほどの残虐描写だよ。


パパ画像1「襲った後の、被害者を殺すまでの過程が物凄いことになっておるからのぉ。斧で一発でぐしゃ!では無い。時間をかけて、苦痛にもだえさせて殺すのが、この作品の殺人鬼じゃし。」


さいこ画像「13金のジェイソンみたいに、ただ襲うだけの殺人鬼じゃなく、面白くしたい!もっと日本的に奥の深い作品にしたい!てのは、わかるよ。でもそれを全体的なストーリーでは無く、殺人描写と、その過程に付与するってどういうことさ!?」

パパ画像1「作者が相当な感性の持ち主だった。としか言えんのぉ。確かにストーリーに重点を置くのが普通じゃろう。まぁストーリーにも色々なギミックがあって、面白いが、読んでいるうちに気がつくかどうか。」


さいこ画像「まぁねぇ。サイコちゃんとしては、この作品を広くよんでトラウマになる人が続出になれば良いと思う!」


パパ画像1「こ、こら何を言うとるんじゃ!しかし、作品の質は間違いなく最高奉レベルだから、一概に、読んでとも、読むなとも言えんところが辛いのぉ…」


さいこ画像「そういえば、続編の話もあったみたいだけど、あれどうなったん?」


パパ画像1「3の販売予告から、十年もたっているから…出ない理由も、何となくわかるが…大人の事情も察するのじゃ!ところでサイコや!」


さいこ画像「なんだいパパやん?」


パパ画像1「…お前はよく見れるのぉ。」


さいこ画像「そりゃあ、私は魔女っ娘だもん。これぐらいは平気だよ?なんなら、悪魔の儀式を書いてみようか?」


パパ画像1「お前はこのブログを潰す気か!?」



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この記事へのコメント

No title - st - 2009年06月25日 04:30:19

非常に興味深い… まずは中古屋探してみます

ひいいいいいいい - めなぞ~る♪ - 2009年06月25日 18:12:29

ちょっと グロいのは
わたし らめぇええええっ!
なもんで(え?)

No title - sukiari - 2009年06月26日 22:28:01

 逆にほのぼの学園コメディでこんなタイトルの物があれば見たいと思ってしまいました^^;
「さつじんき!」。まーありませんよねwww

No title - zanon(じゃばら) - 2009年07月02日 00:40:01

>stさん
貴方好みの通な作品でごわすよ!

>めなの兄貴
この…軟弱もの!(嘘

>sukiariさん
ぜひ、隙アリさんに書いてもらいたいw
ダーク調がお得意ですから、きっと面白い作品に!

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