大河ドラマ 真田丸

大河ドラマを見るのは久しぶりだが
今回の真田丸は個人的に大ヒットだった。

とにかく面白い。

「真田三代記」が、まさに重厚な大河とするならば
「真田丸」はエンターテイメントを前面に出した作品だと言える。

各キャラクターの個性が強く、掛け合いが面白い上
テンポも良いので、次から次と見たくなってくる。

7話分まで録画して放置していたが、
丸一日で一気に見てしまった。

それほど今回の大河「真田丸」は面白い。

内容はもちろん、小国…
というより小国ですらない地方豪族や国衆レベルの真田家が
北条、上杉、織田、徳川といった大国に挟まれて
知略を駆使して生き残る。という

実に私好みの内容というのも
ポイントが高いのだが


一番素晴らしいのが、
草刈正雄演じる真田昌幸である。

凄まじく高い知力を持ちながら
直感で生き抜く


という、形容しがたいキャラクターで
「忠誠心は武田家で使い果たした」と
言わんばかりに

のらりくらりと、主君を変えて
北条や上杉を翻弄し、真田家を存続させる様は
まさに、表裏比興の名に恥じぬキャラクターである。

それを体現した草刈正雄の演技力

素晴らしい。

その他にも、
主人公を演じる
堺雅人の自由人・真田幸村こと信繁
大泉洋演じるクソ真面目・信幸
昌幸を補佐し、影に陰に謀略と外交を司る
栗原英雄氏が演技する真田信伊

この四人の真田一族の演技は
どれをとっても素晴らしい。

その演技力から
本来なら反吐がでるほどクソのような謀略を
実に爽やかに描かれている点もポイントが高い。

小国が生き抜くには綺麗ごとでは済まん!
あらゆる外道かつ、畜生な手段で生き延びぬば!

という姿勢を貫きすぎて
いっそ清々しいほどである。


まさに、こいうドラマを待っていたのだ!
と、個人的に小躍りしている。

演技と言えば、また、
高嶋正伸が演じる北条氏政の表現が格別だ。

とてつもなく嫌らしい。
これほどいやらしい演技ができたのかと
感嘆してしまった。

最近は「悪役」とはまではいかないものの
そういう方面の演技をしているのは知っていたが
これほど、陰惨な策謀家を体現できるのかと
私の中では好感度UPだ。

そして、最後に…

徳川家康が萌えキャラになっており
たまらなくキュートである。


ドラマの中では真田昌幸を試したり、
死人を弔うのは人心掌握を行うためと、
クレーバーな戦国大名の一面を見せつつ、

本多正信や本田忠勝といった
部下達の前で、終始ビビったり
嘆いたり、やけくそになったりと

やたらと、
萌えるポイントを見せてくれる。


等身大の徳川家康といえば聞こえは良いが
ああ、こいつなら確かに馬上でウンコ漏らすわ。

と思わず納得してしまうほど
凄まじい小市民的な場面をみせるのだ。

対外的には、鋭利な大名として振舞いつつ
気の許している部下の前では
これほどの情けなさと人間味を見せているとなると、
なるほど

「この主君を支えなければならない」
と徳川家臣達が思い、鉄の結束をみせるのも
無理は無いというもの(え)

ともある作風もツボなら
出演者の演技も好みとなれば、

この大河を嫌う理由にはならない。

ただ一つ、きり(信繁の幼馴染)がとてつもなく不快。
という点を除けば


実に素晴らしい
大河ドラマと言える!


…いや、きりは、はっきり物を言える現代女性の代弁者
のような扱いなのはわかるんだが、
信繁の姉の松が死んだと思われた場面で

「あんた慰め欲しいでしょう?
人質に出せる身内が少なくなって残念でしたね」

は、さすがに憎まれ口といっても
絶対に言ってはならない事を100メートルぐらい
オーバーしていて不快指数の針を超えてしまった…
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この記事へのコメント

- S - 2016年03月06日 20:39:10

私も真田丸を毎週楽しみにしているんですが
大河ドラマをリアルタイムに見るのは小学生のときの徳川家康以来なのです。

真田家視点ということで、恐らく35話ぐらいまでは真田昌幸伝になりそうですけど、私は東の真田昌幸、西の島津義弘が信条であるほど昌幸好きなので、三谷作品として蘇った昌幸の話はほんと楽しめています。

三谷さんのは敵を安易に悪と描こうとはせず、敵側にも救いがある描写が多めですから、そういう意味でも今回の家康はポイントが高いですね。というよりもこれまで見てきたどの家康よりも、内野聖陽家康は親近感がわきます。

Re: タイトルなし - zabara - 2016年03月08日 19:44:33

敵側にもスポットがあてられるというのは本当にうれしい限りですね。
そうでなくとも家康さんは、敵に回ると、無駄に酷薄、極悪キャラにさせられる傾向にありますし

タヌキを前面に押し出されるのは(当時としては当たり前ですし)
良いとしても、完全な勧善懲悪の敵ににされるには
ちと家康は可愛そうな人物です。

そういう意味では、
まさに三谷監督の真骨頂って感じのドラマですね!
私も、真田昌幸が大好きなので、このまま真田昌幸伝でいいかと思います!
まぁ、幸村が輝くのは、ほんの最後の最後、大阪城ですしね…

- まじま@いつも通り - 2016年03月12日 23:04:52

 zabara さん、こんばんは。私も真田丸見ています。
 小国の悲哀&ワルな昌幸の知恵の回しかた、脳筋な息子さんたち(笑)の
描き方、見ていて面白いです。

 そして、家康はホント萌えキャラ。
 優秀な家臣団にもり立てられるタイプに描かれていて、こんな家康も好き。
 北条氏政も、高嶋弟の演技で良い味でています。
 あの幼なじみの女性の不快さは同感ですw ほぼ同じこと思いました。
 まあ、薄い女性像も三谷脚本らしいなー、と。

 真田家というと私はNHKドラマ「真田太平記」を思い出すのですが、
幸村を演じていた草刈正雄が、今回、父ちゃんの昌幸を演じているのが
感慨深いです。
 (ちなみに、昌幸=丹波哲郎 信之=渡瀬恒彦 徳川家康=中村梅之助)

 ↓あと、これ面白かったです。中断してしまったのは残念。
 「やる夫が真田家に生まれたようです」
 ttp://gnusoku.blog41.fc2.com/blog-category-32.html
 昌幸の配役を見て笑ってしまいました。

 長くなってしまいましたが、このあたりで。
 ではでは。

- zabara - 2016年03月15日 23:12:29

>>まじま殿
いや、面白いですよね。
しかし、真田太平記の繋がりはわかりませんでした!
そうか、幸村さんが、昌幸さんに・・・

>「やる夫が真田家に生まれたようです」
ううん。こういうのは是非完結して欲しいですよね。
なまじ面白いとモヤモヤします(笑

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