フロント・ミッション~犬の生活&犬の様式

今回紹介するのは、個人的に大流行しているフロント・ミッションです。
フロント・ミッションは、ファイナルファンタジーで有名なスクェア(現スクェア・エニックス)が、SFCやPS2などで様々な機種で販売していたリアルロボット・シミュレーション・ゲームです。
シリーズは多いので、家庭用ゲームを遊んでいた方なら一度は聞いたことがあるでしょう。

が、正味、影が薄く、シリーズは六作から七作存在しているのにも関わらず、スクェアの顔とも言えるような言えないような微妙な立ち位置に存在しています。
無名と言うほど名が売れていないわけではないが、有名というほど知られているわけではない。そんな永遠の三番手、四番手が、フロント・ミッションなのです。

このフロント・ミッションは、近未来における国家間の対立…すなわち戦争に巻き込まれた人々のをえがいたものとなっております。あるときは正規の軍人として、あるときはやむにやまれず傭兵としてヴァンツアーと呼ばれる人型戦闘兵器に乗って戦うのです。


フロントミッション背景
近未来、世界は太平洋諸国が連合して結成したO.C.U(オシアナ共同連合)と、アメリカ大陸諸国連邦U.S.N(ニューコンチネント合衆国)が、太平洋に突如として誕生したハフマン島を巡り対立していた。ハフマン島には豊富な地下資源が存在し、両者ともに支配権を握るべく政治的軍事的行動を起こしていたのである。そして…2090年第二次ハフマン島紛争が勃発する

このゲームはいわゆるリアルロボットタイプに分類されるロボットゲームになります。すなわち超強力なロボットが一体で敵を何体も倒すのではなく、ロボットは軍事兵器-ヴァンツァーとして使用されるのです。
多数のヴァンツァーが戦車や歩兵を引き連れ敵の大群と死闘を演じるさまは見ていて、恍惚となります。
なんといっても製作はスクェア。その技術を遺憾なく発揮し、ヴァンツアーの細部にまでこだわった描写やスペック設定などロボマニアには堪らない完成度。

「ロボ兵器ビバ!」という人は悶絶間違い無しです。

また、戦争における各国の政治や陰謀など、裏の暗闘もかなり書き込まれている上、人も敵も味方も問わずガンガン死んでいきます。そのハードコアな内容は一般のヒロイックファンタジーやヒーローものとは一線を画し、まさに戦争を題材にした一大傑作戦争叙事詩となっていると言っても過言でしょう。

だからこそ日本では売れないのでしょうが。

きょうび売れるロボットアニメなぞ、美少年がかっこいいロボにのって、これまたかっこいい影のある敵のボスを倒すようなものが主流です。
このフロント・ミッションは、やもすると、本流のファイナル・ファンタジーにケンカを売るかのごとく、硬派で、泥臭く、そして男臭い、ハードコアな物語を売りにしているのです。

ただ、ハードコアを超えてハードゲイの域にまで達しているのは如何なものかと思いますが。

最終ステージ直前で信頼できる部下(男)に
オレはお前のことが好きだったんだ
なんて台詞を聞いたときは、おいおいやりすぎダベとも思ってしまいましたが、フロントミッションだから、これで良いのだ!と思えるから不思議です。いや…ごめんなさい。嘘です。
まぁ、あれ、これは男が男に惚れる。というものに違いありません!(そうなのか?


さて、前説が長くなりましたが、今回は幾つかフロントミッションに関係するものを紹介したいと思います。

最初に紹介するのは、フロントミッションを題材にした漫画、
FRONT MISSION DOG LIFE & DOG STYLE(フロントミッション ドックライフ&ドックスタイル)です。

この漫画を描いているのは、リアルな宇宙開拓漫画で有名な太田垣康男先生が描いています。この漫画を見て、フロントミッションにいまさらながハマってしまいました。

時系列的には、第二次ハフマン紛争時代を描いており、その時代の状況や戦闘などを、様々な人々の視点から描かれたオムニバス形式の短編集となっています。
この漫画の凄い所は、容赦のない残虐/残酷(そしてエッチな)シーンです。

フロントミッション-D01.jpg

太田垣先生が新たにリニューアルしたヴァンツアー。とにかく描き込みがカッコいい!




よく、これでスクェア(スクェア・エニックス)から執筆の許可がおりたと思うようなシーンの連続に度肝を抜かれるでしょう。
笑いながら投降した敵を銃殺していく兵士。
残された女性を集団で強姦する者達。
銃砲に生首を幾つもぶらさげ、己の功績を誇るヴァンツアー
戦場の英雄が、敵のミサイル攻撃であっさりと戦死。
逃げ惑う敵や市民…幼い少女を容赦なく射殺する小隊。


フロントミッション-D02
ヴァンツアーと歩兵の共同作戦。
戦車やヘリ、など見どころたくさんだ。











飛び散る脳髄とはみ出る臓物
戦場のあらゆる過酷で醜くく、そして無常なシーンが、容赦なく描かれています。
ただのロボット漫画だと思って読んだ人は卒倒したんじゃないでしょうか?
漫画内の設定が、いわゆる公式(ゲーム)とは若干違うということで、一部ファンからはブーイングもあるようですが、リアルなロボット戦争ものを見たいという方は、是非一度ご覧されるとよろしいでしょう。


最後にいわゆる物語の基幹となるゲームを紹介します。



フロント・ミッション
(フロントミッションザ・ファースト)


記念すべきフロントミッションの第一弾。
西暦2090年に起きた、第二次ハフマン紛争が題材となっている。超大国の対立。そして裏でうごめく企業の暗躍…高いストーリー性を併せ持つ傑作のシミュレーション!

SFC時代に作られたものだが、その内容は今なお高く評価され、何度もリメイクされた。
最近、(2009年)にNDSでフロントミッション5のキャラクターが新規参入する「フロントミッションザ・ファースト」が販売されている。
ゲームの基本は、ほぼ出来上がっており、このファーストで慣れてしまえば、PS版の2や3も楽に遊べるようになるだろう。

ただし、数字がやたら多く、最初にナニをして良いのかさっぱりわからず、何度か遊んでみたり死んでみたりしてから覚えることも多い。死んで覚えろ!みたなところがあるので注意である。(いや、むしろこれこそハードコアのゲーム!ハートマン軍曹みたいで良い!という変態さんもいるが)


おススメ:★★★★★
販売機種:SFC.PS.NDSなど
追加情報:今なら、様々な追加要素がプラスされたNDSがおススメだ。



フロント・ミッション2


西暦2102年に発生した、東南アジアのアロルデシュ人民共和国で発生したクーデター事件が題材となっている。クーデターの裏で何がおきたのか?驚愕の事実を知ることになる…

PS史上最低といわれた戦闘シーンが問題となった、別の意味で最高峰のゲーム。
PSに移行してスクェアが気合を入れて素晴らしい戦闘シーンを作ったのは良いが、その戦闘シーンが長い上にスキップなどで飛ばせない。という地獄仕様となり、クリアするのを断念するのものが続出したという。

ただ、これはあくまでもPS版の話である。PlayStation Storeのゲームアーカイブ版には、多くの人が望んでいた戦闘簡略化機能がついており、戦闘を苦痛なく進めることができるようになった。これでようやく、腰をおちつけて戦闘やシナリオを楽しめるだろう。
ビバ!技術の発展!

おススメ:PS版★☆☆☆☆PSPアーカイブ★★★☆☆
販売機種:PS.PSPアーカイブ
追加情報:遊ぶなら戦闘を簡略化できるアーカイブで遊ぼう!



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この記事へのコメント

No title - kiari - 2009年09月07日 20:17:01

 おお!拙者が中学生の頃鬼のように嵌ったゲームじゃないですか!あの頃のスクウェアは冒険精神があって名作になりそうな作品をガンガン出してましたね^^。
 フロ1もいいですがフロ2のアロルデシュ内戦は面白かった。大国に翻弄される小国の中で民族クーデター軍に参加した主人公が大国からの独立を果たす物語は当時は燃えましたよ。
 確かに戦闘は長い。一回戦闘で2~3分で飛ばし無しとはさすがスクウェアらしい男らしい設定です。ただ戦闘シーンは一見の価値ありです。フロ3、4よりよっぽど戦闘している気分になれます。

意外とフロントミッションはスクウェアの顔の一つになっていたりしますよ。FFほどじゃないですけど。

No title - zabra(じゃばら) - 2009年09月09日 01:49:54

いや~漫画を見ていたら、いまさらながらにハマってしまいましたノノ
実を言うと、フロントミッションシリーズは、昔かって、積みゲーになっていたんですよね。
ハマってしまった今やらないと、二度と遊ばないと思い、動かしているわけですw

ちなみにPS2のフロントミッション4も購入しました!フロントミッションは5も出ているそうなので、それも勝ってみたいですね。

いまは、オルタナティブを遊んでいる最中です。もう、言うこときかないキャラクター達にいらいらしっぱなしです(笑

>戦闘シーン
確かに戦闘シーンはかっこよくて最高んですけど、たるすぎて死にます!しかも最後のステージの難易度が極悪で、何度もやりなおすうちに、悟りの域に達してしまいます。クリアした自分を褒めてあげたくなりましたw ストーリーは良いだけに、戦闘シーンで挫折するのは、悲しいですよね。

>スクェアの顔
フロントミッションは、スクェアの顔ですよねー、でも知名度がいまひとつなんですよ。意外とロボ好きでも人気ないんでしょうかね?いや、売れているはずなんですが。。。やはり、モーホーがいけないんでしょうかね。。。モホー(しつこい

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