つねならぬ話 - 第五話「捕らわれし者2」

マリーとメイデンのつねならぬ話


マリンちゃん「さぁ、さぁ、きたよ。ここまできたよ!ハグに手つなぎ、キスとくれば、残りはラヴリ~道一直線だ!」



操ちゃん「…えー、素朴な疑問なんですが。ここってエロいの禁止じゃなかったんですか?」



マリンちゃん「HAHAHA!何言ってんの。一庶民の恋愛体験の告白だぞ。そんなことをいったら昼のメロドラマもエロかっつーの。」



操ちゃん「…そんなエロ親父みたいな目をして言っても説得力ありませんよ。」



マリンちゃん「だって、興奮するじゃな~い。」



操ちゃん「…う~ん。多分、マリンさんが想像するような話にならないと思いますけど。」



マリンちゃん「HAHAHA、子供だねぇ~そんなねっとりした話、自分の子供に話すわけないでしょー」



操ちゃん「いえ、そういうことじゃなくて…」



マリンちゃん「聞き出すよ~私は~実の子供が聞けないような話を~」



操ちゃん「…はぁ、もういいです。」



カミュさん「…そろそろ、良いですか?」



マリンちゃん「おう!心の準備は出来ているぜ、イッツァマザー!聞かせておくれよ愛の日々!」



カミュさん「…私が、彼とお付き合いを始めて…これは私が彼に対して好意を抱いていると分かってからですが…一年半後、私は「君の全てが欲しい」と彼に呼ばれて家へと向いました。」



マリンちゃん「ちょっと、待ったマザー!!!」



カミュさん「何ですか?」


マリンちゃん「一年と半年をはしょりすぎ!私としては濃厚な恋人期間を知りたいわけなのよ。」



カミュさん「そういわれても、特にかわったことはありませんよ?一緒に手を繋ぎ、図書館へと赴き、時にはふれ合う…」



マリンちゃん「そこ!」



カミュさん「…?」



マリンちゃん「体のふれあい!肉体のコミュニケーションを聞きたいの!」



操ちゃん「…マリンさん。もう少し、品性を磨いたほうが良いと思うよ。」



マリンちゃん「うるしゃぁ、このオボコ!恋愛なぞ、つまる所そこに行き着くのだ!」



操ちゃん「げーひん!げーひん!」



マリンちゃん「生娘はほおっておいて…ささ、ほーりーあっぷ!」



カミュさん「…すいません。言っている意味が、わかりかねるのですが。」




マリンちゃん「だから、恋愛のABCを聞きたいっていうの!特にC辺りとか。」



操ちゃん「そんな例えで聞いたって無理ですよ。ママって、そういうのに興味ないんですから。」



マリンちゃん「親子そろってタンパクだなぁ。Aはキス、Bはハグで、Cはそれ以上!愛と情熱の神エロスのことなのだ!」



操ちゃん「タンパクじゃありませんよ。マリンさんが、エロいだけです。それに何ですか、そのまんまエロスって…魔女なら、悪魔との契約を例えにしたらどうですか?」



マリンちゃん「ほっとけ!」


カミュさん「エロス?…ああ、婚前交渉のことですか。それなら、特に話すことはありません。」



マリンちゃん「え~いいじゃん、教えてよ~」



カミュさん「教えるも何も、彼とは一年半の交際期間中は何もしてませんでしたから。」



マリンちゃん「…え?恋人どうしならしちゃうもんでしょ?」



カミュさん「なぜですか?結婚もしていないのに、行為を行う必要性が認められませんが。」



マリンちゃん「いや、いや、恋人どうしなら、こうパーと盛り上がって…ねぇ?そうでしょ生娘?」



操ちゃん「僕に振られたって分かりませんよ。したことないですもん。」



カミュさん「…それで、盛り上がって子供が出来てしまったら、どうするんですか?」



マリンちゃん「…へっ?できたらって…そりゃ…まぁ…」



カミュさん「子供が出来た時の準備もせず、一時の熱情にかられて、そのような行為をされるのは愚劣としか思えませんが?」



マリンちゃん「え~確かにそうなんですけど…」



カミュさん「子供が出来た場合に備えて、近くの産婦人科を調べておく必要もありますし。出産費用、それに生まれた場合の養育費も考えなければなりません。それに恋人同士ということは、両親に結婚の報告をしにいく必要もありますね。」



マリンちゃん「…ふ、普通はそこまで考えないと思うけど。」



カミュさん「考えて下さい。一生の問題ですよ?それとも恋人同士とは、将来のことなど考えず、ただ目先の情熱に浸りたいためにフシダラな関係になる事を言うのですか?」



マリンちゃん「で、でで、でも…何でも理屈で考えすぎじゃないかなぁ~」



カミュさん「おしゃる意味が理解できませんが?それより皆さんが何も考えず行為に及ぶ方が納得できません。」



マリンちゃん「う、う~ん。」



カミュさん「私は、何も考えず行為に及ぶのは生命に対する冒涜としか思えません。」



マリンちゃん「…ぼ、冒涜っ?」



カミュさん「子供が出来た時のことを考えないと言うのは、極論すれば「堕胎すれば良い」という考えが前提にあるからでは無いでしょうか?」



マリンちゃん「…そんなことは…無いと思うよ…たぶん。」



カミュさん「…ならばなんで気軽に行為を行うことができるのですか?新たな命を宿す…それは生命の誕生であり、一人の人生がページが開かれる瞬間なんですよ?その重みが分かっていれば、安易にそのような行いはできないはずです。」



マリンちゃん「…そうだけど、それを回避するための道具っちゅーもんが。」



カミュさん「ふぅ…つまり、人間を生み出す神聖な行為を、安易な快楽に浸るための行動にしたいと?で、その道具が役にたたなかった場合は?」



マリンちゃん「…へ?」



カミュさん「論点がずれていますが?子供が出来た場合を私は話しているんです。その道具が、何らかの不具合によって壊れたり破損したとき、責任を負うのは、誰でもない女性の貴方なのですよ?」



マリンちゃん「…う、う~ん。」



カミュさん「子供が出来た時は、堕胎すればよい。…そうお考えなら、私はもう話すことはありません。個人的に絶対に許せないですが、人の信条を侵すつもりはありませんから。どうぞ、ご自由に。しかし…」



カミュさん「子を宿すのは女性であり、その子の命を自分の胎内で絶つのも女性の役目です。最終的な責任は全て女性にかかっているんです。後悔なされないように気をつけて下さい…」



マリンちゃん「…うう、この人、固いし、怖いし、説教するし、何か嫌だよ。」




操ちゃん「そりゃ、そうですよ。神官一族ですもん。聖職者に性の柔らかさを求めても無駄ですって。」




マリンちゃん「で、でも、彼のことが好きだったんだよね?」




カミュさん「もちろんです。ですが、勘違いしないで下さい。私は彼のパーソナリティー…彼という個人を好きになったのであって、彼が男だから好きになったわけではありません。」



マリンちゃん「むう~」



操ちゃん「マリンさんは男ならOKってかんじだもんね。」



マリンちゃん「ひ、人をアバズレのように言うなぁ!」



操ちゃん「おかえし!おかえし!」




カミュさん「そういうわけですので、私と彼は、恋人であった時は、そのような行為を行ったことはなく、教えられることも何も無いと、申し上げたんです。」



マリンちゃん「でも、彼氏さんは我慢できたの?」



カミュさん「前にも言いましたが、付き合い自体は長かったので、私の考えを彼もよく理解してくれました…もちろん、多少の妥協はしましたが。それでも最後の一線までは越えることはありませんでしたよ。」



マリンちゃん「う、う~ん。多少の妥協ですか…」



カミュさん「それに彼には常々、因果を含めていましたし。」



マリンちゃん「…因果って、なにそれ?」



カミュさん「…あまり人に言う事でもないのですが…子供をつくるときは、少なくとも、卒業し、社会に出て、生活基盤を確保し、その上で子供を育てられる余裕が出てきてから、行いましょう…と彼に伝えていたんです。」



マリンちゃん「な、何て気の長い話…それまで彼氏さんはオアヅケですか?別れるとか言われなかったの?」



カミュさん「その程度のことで別れると言うのなら、こちらからお付き合いを、お断りします。…単なる体目的で、近づいてきたということですから。」



マリンちゃん「…あれ?…これってノロケられていんの?」



操ちゃん「そうだよ!ママ必殺の、遠まわしノロケ!」



マリンちゃん「…やっぱり!」



カミュさん「…本当に好きであるなら、何年でも待ってくれる…と言いたかったダケです。」



操ちゃん「…否定はしないんだよね(ニヤニヤ」



マリンちゃん「…くそぉ、ここまでの話が、自分がノロケるための前フリだなんて…恐るべしママさん!」



カミュさん「…ふぅ。もう良いです。ですから、彼が付き合ってから一年半後、「君の全てが欲しい」と彼に呼ばれて家へと向いましたが…」



マリンちゃん「…ああ、一番最初の台詞に戻るんだね。」



カミュさん「…正直、不安で仕方ありませんでした。」



マリンちゃん「…なんで?」



カミュさん「…彼の求めに…心でしか受け止められない以上、彼はきっとプロポーズしてくると思ったからです。」



マリンちゃん「良いじゃん。それで何が不安だったの?」



カミュさん「…まだ、大学を卒業もしてませんでしたし、社会にも出てなかったのですよ?このような状況でプロポーズを受入れられるわけがありません…ですが拒否することも…絶対にできません。」



マリンちゃん「贅沢な悩みをいってらぁ。」



カミュさん「…ですから、私は卒業まで保留という形で、何とか決着を計りたかったんです。ですが…」



マリンちゃん「はい、はい、彼の熱意に押されちゃったんでしょ?もう、聞かなくても見当がつくよ。」



カミュさん「…10月15日、私は彼の家に訪れました。今は、まだ…結婚できないことを伝える為に…」



第一話-「萌ゆる話1」
第二話-「萌ゆる話2」
第三話-「恋愛なる話」
第四話-「とらわれし者1」
第五話-「とらわれし者2」
第六話-「とらわれし者3」
第七話-「とらわれし者4」



マリンちゃんサイコちゃん
当ブログのマスコット。魔女っ娘。口は悪いが、性格も悪い。「奈落のマリン」の異名を持つ。将来の夢はお嫁さん。

操ちゃん操ちゃん
宇宙海兵隊学徒隊員。未来の士官候補生。つっこみ担当の筋肉バカちゃん。


カミュさんカミュさん
GOGOカミュさん!の主人公。自他共に厳しい奥様。夫を深く愛しているが、その深さの分だけ容赦しない。





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